FujiMan Production - 徒然日記 -
2001/12/12 AとかBとかやめればいいのに
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 30分前に時速20kmで走っているAを、Bは時速35kmで追いかけた。BはAに何時間後に追いつくか。
 中学校1年生の数学の問題です。xを使って式を作ってその解を求める問題なんですが、どうもうちの子はこういう文章問題が苦手のようで・・・(^^;。
 でも、よく考えてみると、A吉さんの小学生問題(ゲストブックより)じゃないですけど、中学生の生活の中で実感しにくい問題のように思えます。私が数学教師ならこう作りますね。
 時速120kmで高速道路を逃走する犯人の車を、警察は時速200kmのヘリで追いかける。犯人との距離は160km離れていた。犯人がひたすら高速道路を直進するとして、警察ヘリは何時間後に追いつくか。
 実生活とは掛け離れてますけど、このほうがワクワクしません?・・・警察のヘリをやめて、スケボーに乗った名探偵コナンにするとか・・・ダメ?(^^ゞ
 では、こういうのはどうでしょう?
 いつものように朝7時にパパは仕事に行きました。ところが大切な書類を忘れているじゃありませんか。7時15分。ママは自分の車でパパに届けるため時速40kmの車で追いかけました。 パパは平均時速20kmのバスで通勤しています。パパの乗ったバスに何分後に追いつくでしょうか。
 え? ちょっと生々し過ぎる?・・そうかあ、ダメかあ。(^^;
 でも、せめてAとかBとかをやめればいいのに・・
 南極のおよその面積を、スケール(縮尺度)から求める問題に、日本の学生は半数しか答えを出せなかったとか・・・。 円周率を3.14から3に省略すること以前に、考えることがあるよーな気がするぞ。おじさんは・・・。

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