FujiPro「徒然日記」

*FujiMan Production* - 徒然日記 -
2003/01/12 増税反対(-.-)y-.。o○
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　2004年度から増税される発泡酒とタバコ。自民党税制調査会の来年度税制改正大綱の一部ですが、発泡酒１缶につき１０円、タバコは１本につき１円と結構な負担増になりますね。この世知辛い時代、無駄な消費は控えても、なかなかやめられない庶民の楽しみから税負担を増やすなんて、なかなかやりますね（皮肉です）。
　私は愛煙家でして１日１箱の喫煙をしています。１箱20本入りですから20円の増税。１ヶ月600円、１年に7200円の負担になりますよ。これが有効に使われるなら我慢もしますが、まさに煙と消えるのなら・・・と真剣に禁煙を考えそうですね（「考えそう」って、なんだその含みを持たせた書き方は・・・^^）。
　松下電器の創始者で故・松下幸之助さんは「予算消化の悪しき習慣をやめ、余った予算をプールすればいい。そのうちその利子で国家予算が賄えるようになれば無税国家ができる。」とおっしゃったそうです。企業のトップらしい考え方だと思いますが、まじめに暮らしている庶民に対する慈愛を感じるのです。
　いまの時代となってしまっては利息も利回りもタダ同然ですから、無税国家など夢のまた夢といった感じです。それどころか国債発行がいまだ止められず、借金だらけのぼろぼろ状態(^^;。
　国家ではありませんが、どこからの寄付も受けず、利子と利回りだけでその機能を維持している組織をご存知ですか？
　昨年「田中さん」で話題になった「ノーベル賞」です。ダイナマイトを発明したノーベルはたくさんの遺産を残しましたが、その破壊力を平和のためにだけに使って欲しいとの願いから財団が設立され、毎年、その功績を認められた人物に贈られるようになった賞です。だからこそ価値ある賞だと言えるのだと私は思います。
　さて、ダイナマイトの原料は「ニトログリセリン」。常温では液体で、少しの衝撃で爆発をする扱いにくくて危険な物質でした。ノーベルはこれを扱いやすいダイナマイトという形にしたのです。そして晩年、ノーベルは心筋梗塞で他界しました。その特効薬は「ニトログリセリン」。ノーベルを苦しめたその物質が血管拡張に効果あると分かったのは彼が死んでからでした。

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