FujiMan Production - 徒然日記 - | |
2003/03/02 任侠の世界も・・? | |
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大阪で看護師長が射殺される事件がありました。拳銃を持って病院に押し入って、逆恨みで発砲するなんて、まったくひどい話です。 もし、自分の病院で拳銃を持ったひとが入ってきたら、自分はどんな行動をとるだろうか?・・・と考えました。 怖さが先に立って、何も出来ないんじゃないかと思うことがひとつ。 少しでも患者さまを守らなきゃいけないという責任感が自分にあったら、何か行動をするだろうか・・・と思うことがひとつ。 本物の銃口が自分に向いていた時に、一瞬でも死と直面したら、やっぱり何もできないんじゃないかと思うばかり。 あまりに非日常的過ぎて、私の想像力を超えている出来事のようで、こればかりはその時になってみないと分からないなと思います。 学生の頃、実習先の病院にある組の組長が入院していました。事件絡みでしたので退院するというその日、報道の車がたくさん来ていました。 何気に廊下を歩いていると、厳ついスーツに身を包んだ男性が数人、廊下の向こうからこちらに歩いてきたんです。何とも言えない殺気を感じまして、 何メートルも手前から思わず廊下の端によけていました。怖かったです。 ただ、任侠の世界には「堅気の人間には手を出しちゃなんねぇ」的な厳しい掟があって、男気のある者たちが頑なにそれを守っているというある種の安心感がありましたから、身に迫る怖さではなかったんですが・・。 今回、堅気相手にはじめから拳銃を持っていたということが、何やらショックで、寒気のする怖さを感じます。そして、ふと「ごくせん」の若頭代理・若松弘三に扮する阿南健治の台詞を思い出したのでした。 |
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