FujiMan Production - 徒然日記 -
2006/07/26 株が世界を滅ぼす?
新しいウィンドウで開いています。戻るときはこのウィンドウを閉じて下さい。

 やっぱり「株で儲ける」というのはおかしいと思いますね。株はそもそも会社運営の資金となるものでしょ?…株主はそれを支援してるという存在なわけで、株価が安いうちに買って、高くなったら売り抜けるというのは、まさにマネーゲームだと思います。
 ちょうど水が海で蒸発して陸で雨になり、川になって流れるように、お金も灌流しているのだと私は思います。株価はちょうど川の流れ(水量)のようなもので、 株価が上がったのはたまたま水量が増えただけのことで、それをあたかも自分の物(儲かった)と勘違いして、本来下流に流れるはずの水を抜き取ってしまったら、その先の経済がおかしくなるのは当然と言えるのではないでしょうか。 水流が変わるようにワナを仕掛けてお金を騙し取る「振り込め詐欺」と、お金の流れだけ見ると変わらないように思います。株取引をする人は、それ相応の倫理・道徳を身に付けられたほうが経済にとってはよろしいかと思いますが如何でしょうか?
 農作物や資源など、人が生産したものだけがお金に換算できるはずで、それ以上の「儲け」はないと考えるべきだと思います。 この考え方は昔からあるわけで、それを支持すれば、一部の「儲け主義」な権威者によって世界の混迷(紛争)が続いていると見えてくるのです。
 アメリカや先進国が進めるグローバリゼーションも、「株で儲けて何が悪い」と言い放つ人がそこにいる限り、次の混迷(紛争)の火種になるだけと思えてきます。
 覗き込むと自分の煩悩(欲望)の炎が見える瓢箪(ひょうたん)の話があります。煩悩に駆られた人は、その煩悩の炎で周りの人を巻き込み、ついには自分も焼かれてしまいます。

新しいウィンドウで開いています。
戻るときはこのウィンドウを閉じて下さい。
Copyright(c) 2006 FujiMan Production All Rights Reserved