FujiMan Production - 徒然日記 -
2007/01/26 危険物質DHMOを規制せよ!
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 DHMOという化学物質の害について…。(1)酸性雨の主成分であり、温室効果を引き起こすことも知られている。(2)多くの場合、海難事故死者の直接の死因となっている。 (3)高レベルのDHMOにさらされることで植物の成長が阻害される。(4)末期癌の腫瘍細胞中にも必ず含まれている。 (5)DHMOによって火傷のような症状が起こることがあり、固体状態のDHMOに長時間触れていると皮膚の大規模な損傷を起こす。 (6)多くの金属を腐食・劣化させる。(7)自動車のブレーキや電気系統の機能低下の原因ともなる。こう書いたのはネイサン・ゾナー(当時14歳)という少年。
 さらに、この危険な物質はアメリカ中の工場で冷却・洗浄・溶剤などとして何の規制もなく使用・排出され、結果として全米の湖や川、果ては母乳や南極の氷にまで高濃度のDHMOが検出されていると、 ネイサン君はDHMOの規制を訴えました。あなたは、どうしますか?
 この物質DHMO=dihydrogen monoxideは一酸化二水素(H2O)…つまり水です。1997年に「われわれはどのようにしてだまされるか」と題したネイサン君のレポートに書かれていたことですが、 どこかの捏造のようなウソは何ひとつありません。単なる水が、危なそうな事柄だけをことさらに取り上げれば、規制されかねないさも危険な物質であるかのように見えてしまうことを指摘しています。
 どんなに客観的に思える事実でも、意識する・しないに関わらず、伝えようとする人の頭の中で作られる限り、その人の意図を反映したものになるだろうと思います。 それが意識したものであるというだけでなく、事実を曲げてまで作り上げたとしたら、その罪は極めて大きいと思います。

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