FujiMan Production - 日曜大工 -
自転車小屋
外回りシリーズ
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初代自転車小屋
 平成7年にうちが主催で開催した全国労災病院サッカー大会のときに、予備のサッカーゴールをヒシパイプ(水道管に使う塩化ビニル製のパイプ)で作りました。 それが不要になって我が家が引き取ったんですが、置き場も困るし、ちょうど子供の自転車も増えてきたので、それで自転車小屋を作ってみました。
 屋根の波板以外はすべて廃材(壁の波板はガレージ屋根の張替えで不要になったもの)で、ドリルで穴を空けてはネジで固定する簡単なものでした。


台風がやってきた
 見出しと写真を見れば何が起こったか想像つきますよね(^^;


木っ端微塵
 突風が吹いたかと思うと、あっちゅう間にふっ飛んでしまい、ご覧の有り様。奥に見える田んぼの向こうまで飛んでいきました。
 その一部始終を見ていた私でしたが、今出て行くと危ないと思い見て見ぬフリ(^^)。ところが向かいの方が物音に驚いて出てきたようで、「小屋が飛んだよー」と教えてくれるんです。ははは(^^;
 仕方なく暴風雨の中、長靴とカッパを着込んで残骸を集めて回りました。情けなかった・・・(T.T)


基礎から
 それに猛反省して、今度は突風で飛ばない小屋作りを目指し、基礎造りからはじめます。
 少し溝を掘って、水平器を使ってコンクリートブロックをコの字型に並べます。それからモルタル(コンクリート)を50kg買ってきてブロックを固めます。 近くの川の砂をザルで漉(こ)して使いましたから、都合200kgにはなったのかな。ブロックには要所に木材を固定するためのボルトを埋め込んでいます。
 (中は不要になった絨毯をひいています)


土台部分
 基礎になる土台部分です。コンクリートブロックを埋めるための溝を掘ります。5cmから10cm程度掘ったでしょうか。
 モルタルをブロックの穴に流し込んでいきます。そのあと余ったモルタルを溝に流し込んで乾くまで2〜3日放置します。


余った砂
 モルタルに混ぜるための砂が思ったよりたくさん余りましたので、家庭菜園の一角に砂場を作りました。これが最初の作品(?)です。(^^)


基礎の出来上がり
 モルタルが乾いたところで溝に土を入れ、踏み固めて基礎の完成です。


その間、自転車は?
 自転車小屋が完成するまでの間は、私の作業場になった古いガレージの屋根を使って、ブルーシートで作った簡易テントの下で、自転車たちは雨露をしのぎます。


後は組み立てるだけ
 粗木材が安いので、それを買ってきてあとは組み立てです。基礎にはボルトが通る穴をあけてボルトを通し、ナットで固定します。 そこへ柱を立てて、梁を取り付けます。柱と梁だけだとグラグラしますので筋交いが必要になります。筋交いは板で補強します。
 ひ弱そうに見えますが、意外とグラグラしません。


完成
 あとはひたすら組み立てていくだけで、風通しを良くして強風でも風の力を受けないようにしました。 冬の積雪を考えて、屋根に勾配をつけましたが、これが強風には不利かなとも思い心配してますが、針金なども使って固定しましたので、とりあえずは大丈夫かな・・・と。(^^;
 ヒシパイプ製の小屋が壊されたときの台風並の風が吹くとどうなるか、実際に経験してませんので努力の成果のほどはまだ分かりません。


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