はじめに
上の娘が100円均一で買ってきた時計をトイレに置きたいと言い出したのがきっかけで、有り合わせの廃材で急きょ作った棚でしたが、
途端に下がデッドスペースに思えてきました。それで、母娘の月モノ用品と、その他の小物と小さなゴミ箱が収納できる棚を作ることにしました。
取っ手、蝶番(ちょうつがい)は家にあるのを使うことにして、廃材のコンパネが一部使えるので、
ベニア板(600mm×900mm,9mm)と、今回は糊と水の要らない壁紙を買って来ました。
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採寸
まずは寸法取りです。15年愛用のメジャーと直角定規、筆記道具を持っていざ「現場」へ(^^)
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ここの角は直角より少し広がっています。増改築で改修したときに、元にあった柱との関係でこうなったようです。
どれぐらい広がっているか、それも採寸しておきます。
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切出し
私は設計図というものを描きません。この時点ではまだ棚の天板のことしか頭にありません。
あの少し広がった角にフィットさせれば、あとの棚板はそれに合わせて切出せばいいわけですので、
とりあえず天板の切出しにかかります。(これは廃材です)
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丸く大きく面取りをしたいので、切出しにはジグソーを使います。
切出し完了。こんな感じになりました。(^^)
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コーナーにもぴったり合いました。(^-^)満足。
ここで、全体のイメージが湧いてきまして、頭の中で設計図が出来てきます。
木材には厚みがありますから、それも計算に入れないといけないので、寸法は紙切れに書いていきます。
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残る部品は全部直線切りになりますので、丸のこを使います。
そろそろ刃を替えないといけない・・と、ぶつぶつ言いながら切っています。(^^;
裏板、棚板も廃材を利用しています。
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組み立て
全部品の切出しが終わったら組立です。私はいつからか釘を使わず木ネジだけで組み立てるようになりました。
用を果たさなくなった時に、またバラして再利用することを考えてるのと、強度の面で安心できるからです。
そのままねじ込んだのでは木が割れてしまいますので、先に電気ドリルで穴をあけておきます。ネジの締め込みには電動ドライバーです。
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それぞれの部品の組立が終わったところです。

棚板とそれを支える裏板 |

手前は扉になる部分 |

完成品するとこんな感じ |
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蝶番はちゃんと動作することの確認もかねて、この時点で一旦取り付けをします。
この後すぐ、またバラさないといけないので面倒なんですが、
私の場合塗装せずシールを貼りますので、それを貼った後でのやり直しが効かないのでこれは守っておかなくてはなりません。 |
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仕上げ
さて仕上げです。以前は組立前に塗装をしていましたが、いまはシール(今回は壁紙)を貼っていきます。
言葉通り裏紙を剥がせば貼れるものと、切手のように糊がついていて水を浸けて貼るもの、
今回はセロテープのように裏紙がなくてロールから剥がすと貼れるものがあります。
使いやすいのはシール物ですが、慣れないとしわくちゃになりますので注意が必要です。

大きめにカットして裏側にも貼り込みます |

見えなくなる部分にはガムテープなんかを使って固定します。へへ(^^; |

取っ手はシールを貼ってから取り付けます |

出っ張ったネジはヤスリで削り取ります |

玄関はこんな有様(^^; |
これを玄関でやるもんですから、来客があったらどうしよう(^^A;思いつつ・・・実は、気にしてなかったりして(^O^)。
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取り付け
さあ、いよいよ取り付けです。裏板と棚の支え木は、トイレの壁(中はベニア板です)への取り付け用も兼ねています。
いきなりネジを打ち込んでも割れる心配がないので、電動ドライバーで遠慮無く固定していきます。
これで少々重い物が載っても大丈夫です。
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完成
最後に扉受け用のマグネットを壁に直接ネジで固定して完成です。このぐらいの大きさだと結構強力に閉まりますね。
朝、ホームセンターが開くのを待って材料を仕入れて、取り付け完了が午後5時過ぎ。
途中の昼食、おやつ(?)の時間を除いて約6時間の労働でした。(^^)
おっと書き忘れてました。
下の扉の横に小さな窓が付いていますが、この窓は中にゴミ箱を置いて、扉を開けずにごみを入れるためのものです。(^^)
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