FujiMan Production - 日曜大工 -
網戸の張替え
夏が来る前の恒例行事
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はじめに
 初夏・・田植えが終わって水を張ったたんぼにカエルが鳴き始めると、彼らのエサになる虫たちも飛び始めますね。 そうすると網戸にうっかりあけた穴が気になりだすわけです。寝ているときに「ブーン」という不快な音を聞かないためにも、いざ網戸を張り替えん! (ここで説明しますのはアルミサッシの網の張り替えです。念のため。)

用意するもの
 まず網。当然ですな(^^;。それ以外に最低必要なものはハサミとカッターナイフ、それとマイナスドライバー。 とりあえずこれだけあれば出来ますが、できれば網戸張り替え用具(写真の青とオレンジのやつ:1個で十分です)は有ると無いとでは、 作業能率は歴然としてますので、ぜひ購入して下さい。
 写真のデカイ洗濯バサミのような「クランプ」があると、独り作業のときに楽できます。

古い網を外す
 網はアルミサッシの溝にゴムチューブで挿み込んでいるだけですので、そのゴムチューブを引っ張り出せばいとも簡単に外すことが出来ます。
 ドライバーの先か、網張替え用具のおしりの尖がりを使って、ゴムチューブの端っこを取り出して、あとは指でつまんでビヨヨヨーンと引っ張り出します。あとは古い網を外すだけ。
 ここまでくればあとは分かりますよね。この逆をやれば張り替えは終わるわけです。

新しい網の取り付け
 新しい網をクランプで固定しました。ちょっともったいないようですが、窓枠より大きめにとっておくと作業が楽になります。 どうせ切れ端なんか他に流用できないんだから、思い切って余白をとっちゃいましょう(^^)。

 あとはゴムチューブをサッシの溝に網ごと押し込んでいけばいいわけです。最初と、角っこは張替え用具のおしりの尖がりを使って挿し込みます。
 ゴムチューブを傷つけないように気をつければ、ドライバーを使って押し込んでも構いません。この作業をぐるりと1周続ければいいわけです。

新兵器登場
 て、もうすでに紹介している道具ですが、この道具、回転するコロがちょうどサッシの溝にハマりまして、コロコロと転がすだけで、 あれよあれよという間にゴムチューブをサッシの溝に押し込んでくれるんです。ドライバーの先を使ってちまちま挿し込んでいくよりは、 はるかに速く、はるかにスマートにキレイに仕上げることができます。
 このとき網を外側へ引っ張りながらするのがコツで、これを怠るとぶあぁんと張りのない網戸になってしまいます。気に入らなければやり直しちゃいましょう。

 簡単に描いた絵で申し訳ないんですが、このローラーには片側だけに出っ張りがありまして、この出っ張りの分だけゴムチューブを回転させますので、 その回転した分だけ網を中へ押し込んでくれる効果があります。これをうまく利用すれば、たるみのない張り方ができます。
 この道具を使うのを見てから、カミさんが自分でもやるようになりました。最初にやり方を簡単に教えただけです。

完了
 たるみのないキレイな網戸に仕上げるにはちょっとコツが入りますから、何度か失敗して(「虫が入らなければいいや」と割り切って)習得すればいいと思います。
 最後に枠からはみ出した余分の網をよく切れるカッターナイフで切り落として完了です。サッシに傷が付いてしまいますので、ダンボールをはさんだり、 多少不細工になりますけどハサミを使うなり、工夫してみてください。ちなみに私は気にせずギィーーーとカッターで切っちゃいます。だからそばで見ないでね。(^^ゞ

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