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自転車のパンク修理
慣れれば簡単
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100円ショップにある
 自転車のパンク修理を自転車屋さんに頼むといくらするんでしょうか?
 もう長い間パンク修理は自分でやってきましたのでよく知らないのですが、私が覚えているのは1,000円だったと思います。 写真のようなパンク修理セットは100円ショップで売られていて(写真の金具は以前ホームセンターで購入したもの)、これで数回は直せますから実質20〜30円で修理できることになります。
 ですからぜひ自転車のパンク修理は自分でやりたいですよね。

パンクの確認
 まずは、本当にタイヤチューブが破れてのパンクなのかどうかを確認します。
 今は外の足洗い場を使っていますが、以前なら少し大きめのコンテナボックスを使って水を張ります。パンクしているタイヤに空気を入れてその水の中に浸けて泡が出るかどうかを見ます。
 この時、釘などのパンクの原因となるものがゴムタイヤに刺さったままになっていないかも確認しておきます。
 もし、タイヤの空気を入れるバルブのところから泡が出ていたら、パンクの原因がタイヤチューブの破れでなく「ムシゴム」が朽ちてそこから空気が漏れている可能性がありますので、 ムシゴムを交換してみましょう。それで泡が出なくなれば(直れば)、この後の面倒な作業はしなくて済みます。ムシゴムの交換だけで直ることは意外と多いですね。
 30cmほどのものが100円程度で売られています。常備しておくといいと思います。

タイヤを外す
 パンクしていることが確認できたらタイヤの空気を抜いて、修理セットにある金具(100円ショップのはプラスチック製)を使ってゴムタイヤを外します。
 金具はタイヤのシャフト部分にひっかけるようになっています。これは便利なんですが、最近のプラスチック製のものには使えません・・・と言っても、大したことではないんですが・・。(^^)
 ゴムタイヤが外れたら、今度はチューブを外していきます。バルブも固定しているネジを外しチューブ全部を外します。
 ふたたびバルブを付け直し、空気を入れて穴の開いた場所を確認します。

パッチをあてる
 雑巾で水分をよく拭き取り、やすりで磨いたら「ゴムのり」をまんべんなく付け、半乾きの状態になったらパッチをあて全体をよく押し付けます。
 そのあとトンカチを使ってしっかり圧着させます。これでOKです。

元に戻す
 あとはひたすら戻していけばいいわけです。バルブ部分を先にリムの穴に挿し込んでおくとあとが楽ですが、ネジでの固定はここではしません。
 チューブをゴムタイヤの中に入れていきます。このときねじれないように注意します。次にゴムタイヤをリムにはめていきます。
 空気を入れて、バルブの固定は最後にします。
 これを先にしてしまうとバルブ部分のゴムタイヤがリムから外れて膨らんでしまいますので注意が必要です。
 以上でタイヤのパンク修理は終りです。時間にして15分くらいでしょうか。慣れるとそんなに難しくはありません。 たった20円の修理代でできますから、これはぜひ自分でやりたいものですね。


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