今宵 貴方を迎えたい
長い黒髪ほどいて
裸の胸を 貴方の
前で さらけてみたい
そっと目を閉じ 為すがままに
私と別の呼吸（いき）するひとと
今宵ふたりで許すままに
溶け合ってしまいたい
好きなそぶりも見せずに
いる私だけれども
心の中は貴方の
腕に抱かれているの
今宵 満月 蒼白い光
私の部屋に 忍び込んでいる
部屋の灯りを そっと消して
貴方を待っている
今宵 満月 紫草（むらさき）の香り
私の部屋に 忍び込んでいる
今宵ふたりで 為すがままに
溶け合ってしまいたい
MIDI-data upload 2003.01.12
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★PLAYER（再生してネ）
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★DOWNLOAD（PCで聴けます）
koyoi (2:56)
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★HELP（お助けマン）
音が鳴らない、どうして？
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● メモ ●
1983年1月（21才）の時の作品
万葉の時代の恋は、男性が女性を訪ねていたそうです。女性はただひたすら男性が来るのを待っていたんですね。
「結っている髪をほどいています」とか「黒髪が夜露に濡れても外で待っています」といったような歌が残っています。そんな乙女心に想いを馳せて作った記憶があります。
私の憧れだったのかも知れませんねぇ(*^^*ゞ
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