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BGM
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<BGSOUND>を使うが・・・


 BGMを鳴らすには、<BGSOUND>タグを使います。ところがこのタグはインターネットエクスプローラー(IE)にしか採用されていません。 また使えるのは音声データ(WAVE[.wav]形式、AIFF[.aiff]、AU[.au])に限られています。 いずれも音声データを扱う形式のためファイルサイズが大きく、転送時間を要するのであまり好んで使われませんでした。

MIDI


 BGMに一般的に使われているのが「MIDI」(ミディ)という規格の音楽ファイルです。拡張子が[.mid]となっているこの形式のファイルは、 ファイルサイズが小さくて済むので好んで使われていますが、音声データを使わないため、IEにしても、ネットスケープナビゲーター(NN)にしても、ブラウザが本来搭載していない音源が別に必要になります。

 MIDI音楽をブラウザで鳴らすようにするためには、ヤマハ(YAMAHA)などが提供している音源ソフト(無償)をプラグインという形でブラウザにインストールすることが必要になります。 以前と違ってWindowsも音源を搭載するようになり、意識してプラグインする必要がなくなってきていますが、ときに「BGMが聞こえない」といった場合には音源をインストールしなければならないということです。

JavaScriptを利用する


 プラグインを利用することで、<BGSOUND>タグでMIDI音楽が鳴らせるようになりました。
 それでもこのタグはNNではサポートしていません。もともとNNは<EMBED>タグでプラグインを実現していましたのでこれを使うことになります。

 するとIEを使っているユーザーと、NNを使っているユーザーとでタグを使い分ける必要が出てきてしまいます。そのようなタグの使い分けは、HTML文法にありませんので別の手法を用いることになります。

 それが JavaScript(ジャバスクリプト)を使った次の構文です。

<Script Language="JavaScript">
<!-- Hide from old browsers
document.write('<BGSOUND SRC="bgm.mid" LOOP="-1">');
if (navigator.appName=="Netscape")
{
document.write('<EMBED SRC="bgm.mid" type="audio/midi" AUTOSTART="true" LOOP="true" WIDTH="0" HEIGHT="0" VOLUME="50">');
}
// Stop hiding from old browsers -->
</Script>

 赤字の部分がMIDI音楽のファイル名です。この通りに入力してMIDIファイルの部分を書き換えればBGMを鳴らすことができます。(カット&ペーストして下さい)

 <BGCOUND>の「LOOP=-1」は繰り返し鳴らす指定になっていますので、回数を指定したい場合は、「LOOP=3」(回数)のように書き換えればOKです。

それでも鳴らない


 この方法はJavaScriptを使っていますので、ブラウザ側の設定で「Javaを無効」にしていると当然鳴りません。

 インターネットの世界は、いろいろややこしいことが多くて時にやんなっちゃいますよね。


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