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No Nuclear Power Plant
石炭
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■石炭は植物から作られる
石炭
無煙炭
 石炭は古代の植物が腐敗分解される前に堆積し地中に埋もれ、地熱と地下の圧力によって作られたものと考えられています。
 古くから燃料として利用され、とくに蒸気機関の登場とともに動力源としての主力になりましたが、発熱効率の高い石油に取って代わるようになりました。 しかしながらコストが安く、還元性が高い石炭は、製鉄(鉄鉱石から鉄を得る作業)に欠かせない燃料としての地位を維持しているようです。 一方、石炭を燃やすとたくさんの地球温暖化ガス(CO2)が排出されること、蒸気機関車(SL)が黒煙を吐いて走ることからも分かるように、 たくさんの煤塵を出すことなどが欠点として上げられます。
 福島第一原子力発電所の事故以降、電力を維持するため既存の石炭火力発電所を稼動させるため、石炭を多く使うようになっているそうです。
■石炭は100年あまりで枯渇する
炭鉱から石炭を運ぶトロッコ  石油の埋蔵に地域性があるのに対して、石炭は世界中で採取され埋蔵量も多く、日本でもかつてはたくさんの炭鉱がありました(現在、釧路炭田のみ)。 世界の石炭埋蔵量は3兆トン、採掘可能量は約9,000億トンと言われています。いまの調子で消費し続けると110年〜130年でなくなるといわれています。
2013年 5月26日 赤沢富士男
※写真はWikipediaのもを使っています
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