ア・ブ・ダ・ク・ト |
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つ・・ついにFujiManプロダクションにもUFOが出現!
トレーラーがさらわれてしまった〜〜!(笑)
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ア・ブ・ダ・ク・ト・2 |
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同時刻に様々な場所でアブダクション開始!
いったい何が起こっているのか?!
「きゃ〜〜〜!!!」
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「メーデー!メーデー!本部!応答願います!こちらウルトラパトロール機!未確認飛行物体にロックオンされた!青い放射ビームを出しながら追いかけられている!!もうだめだ・・・」
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「うわぁ〜〜〜〜・・・・」
本部基地「パトロール機!聴こえるか?!パトロール機!!」
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キィィィィッ・・・・
「・・・・・・・・」
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ファースト・コンタクト |
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ダン「アンヌ・・君はポインターの中にいるんだ!いいね! もし僕になにかあったらこの場を離れて本部に知らせるんだ!」
アンヌ「わかったわ・・ダン!」
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カノファン星人「来たな・・ウルトラセブン・・」
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ダン「カノファン・・久しぶりだな。なにしにこの地球へやって来た。なにをしようとしている・・・。」
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カノファン星人「来たのは我々だけではない!大勢の星人たちが地球に集結しているのだ・・・。」
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ダン「なに! 侵略しようというのか?! この地球にはウルトラ警備隊がいるぞ! そんなことはできない!!!」
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カノファン星人「ウルトラ警備隊などこわくないのだ。こわいのは君だ! ウルトラセブン!!!」
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ダン「・・・・・・」
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「セブン・・君は立場上この私たちを侵略者とみなし守らなければならないことは承知している。だが・・残念ながら今回は君の出番はない!私たちは君とも話し合い理解してもらいたいと願っている・・・。」
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セブン「・・・・・」
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「侵略?! そんな野蛮なことをしに、はるばる地球にやってきたのではない!我々、星人たちが協力し合った大きなプロジェクトなのだ・・・・。」
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セブン「何のことだ! なぜアブダクトをする!」
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カノファン「この汚された地球を守るためにやっていることなのだ・・・・ウルトラセブン!」
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「・・・・・・!!!」
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地球星人の葛藤 |
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ダン「アンヌ・・こっちへ来てくれ・・・」
アンヌ「・・ダン・・・」
ダン「・・・彼らの真意はよく解からない・・。この事件に関しては公にはしたくないんだ。ウルトラ警備隊が動き出すと社会への影響も大きい。みんな宇宙人の侵略だと思い込みパニックを起こすだろう。ここは僕ひとりで身辺を捜査し彼らを監視したいんだ・・・・。」
アンヌ「みんなにもだまっているの?」
ダン「・・・そうだ。仲間をまきぞえにしたくない・・・。これは星人同志で話し合い解決したいことなんだ・・・アンヌ。」
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アンヌ「なにを言ってるの?ダン! 私達も地球星人よ!そんな大事なこと・・・みんなにも知る権利があるわ! 私だって・・・あなたの力になりたいのよ・・・。」
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ダン「ありがとう!アンヌ・・。今はなんとも言えない。彼らは侵略しに来たのではないことは確かなんだ・・。彼らは知らない連中ではない。もっと話し合ってみたいんだ・・。だから・・僕にチャンスをくれ! アンヌ・・・」
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アンヌ「・・・わかったわ・・・ダン!」
ダン「ありがとう・・・」
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その頃、北関東上空、エリア21付近に首謀者の乗ったUFOが3機集結していた・・・・。
ジョイス星人、カノファン星人、パラウス星人である。
”キュイィィィ〜〜〜〜ン・・・・・・”
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プロジェクト進行報告 |
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ジョイス星人のUFO内・・・
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カノファン「素材はだいぶ集まったようだな・・・。」
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ジョイス「いや・・・まだまだだ。地球の再生を図るためにはまだ足りないのだ。我々と同等の知覚感や能力を持ち合わせているものたちをもっと採取せねばならない・・・・。」
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パラウス「むしろ人類でないほうが再生に適していると思うのだが・・・・。」
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ジョイス「そうだ・・だが・・我々と意識的疎通のできるパルスを持っているのは人類なのだ。地球の管理者として幾分必要なのだ。私達は太陽系の中で監視する・・・。」
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カノファン「M78星雲人はどうする・・・。だまってみてはいないぞ!」
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ジョイス「放っておけ!・・・・だが最後は対決することになるだろう・・・・。」
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こうして・・・星人たちのアブダクトがふたたび開始された・・・。
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ふたたび、アブダクション・・・ |
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ウルトラ警備隊本部・・・
A「見て下さい!各地であやしい発光体が確認されています。目撃は夜に集中している模様・・・行方不明者も続出しています!」
S「またUFOさわぎか!ただの発光体ならば自然現象でもよくあることだ。行方不明者捜査は公安行政機関のやること・・・」
F「そうそう!我々は地球外生命体対策本部なんだ。TDFの管轄ではないよ。」
ダン「チョット・・気になることがあるので出かけてきます。」
F「オイ! ダン! どこへ行くんだ! ダン!!」
アンヌ「・・・・・・・」
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パラウス星人「・・・・・・」
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ブゥイィィ〜ンンン・・・・・
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カノファン星人「・・・・・・」
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ビビビビビビビビビビ・・・・・
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キュイィィ〜〜ン・・・・
「うわあぁぁ〜〜〜・・・・」
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ジョイス「地球は我々のあこがれなのだ・・。この青い光を見て夢見てきたのだ。今、願いが叶う時がきている。人類どもにこの地球を破壊されてたまるか・・・・・。」
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キュルルルルルルルルルル〜・・・・・
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キイィ〜〜〜〜ン・・・・
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ダン「・・・・・・・・・」
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ねらわれたウルトラ警備隊! |
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ジョイス「素材は、ほぼ揃おうとしている・・。だが、まだだ! ウルトラ警備隊だ!彼らは使える。カノファン! ゆけ!やつらは私がおびき出す・・・。」
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ウルトラ警備隊本部
「エリア31にてUFO確認! UFO確認!」
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ウルトラ警備隊本部
「ウルトラ警備隊、出動せよ!!!」
「ウルトラ・ホーク発進準備せよ!!!」
「了解!」
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ウルトラ警備隊本部
「ウルトラ・ホーク発進!!!」
バビューン!!!
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カノファンのUFO
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カノファン星人「きたな・・・。」
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ウルトラ・ホーク1号は星人たちの罠とも知らずカノファンのUFOに向かっていった・・・・。
キイィーン・・・・
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罠! |
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アマギ「こちらホーク1号!UFO発見!UFO発見!」
本部「UFOにエネルギー放射反応はまだみられない。様子をみろ!」
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アマギ「了解!!」
キイィィーン・・・・
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ブウゥゥゥゥーン・・・・
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ブウゥゥゥゥーン・・・・
アンヌ「こちらポインター号、アンヌ!エリア30、Cポイントにて地上よりUFOを確認!」
本部「よし!慎重に監視してくれ!」
アンヌ「了解!」
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カノファン「バカめ・・・」
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アマギ「なに!?・・・・」
ガガガガガガガ〜〜〜・・・・・
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ガガガガガガガ〜〜〜・・・・・
アマギ「うわあぁぁぁ・・・」
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ガガガガガガガ〜〜〜・・・・・
アマギ「しまった・・・UFOのアブダクション・ビームにロック・オンされた・・・!」
「こちらホーク1号!UFOにロック・オンされた・・・」
ガガガガガ〜〜〜〜・・・・・
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ジョイス「アンヌ・・きみもだ!」
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ブウゥゥゥゥゥゥ・・・・
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ビビビビビビビビ・・・・・
アンヌ「きゃあぁ・・・」
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ビビビビビビビビ・・・・・
アンヌ「こちらポインター! こちらポインター!UFOに・・・ビィィィィ〜・・・」
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キイィィーン
アンヌ「ビィィィたすけ・・・ビィィィィ〜・・・」
ダン「アンヌ! アマギ!!」
キイィィィーン・・・・
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私は地球星人! |
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キイィィィィーン・・・・
ダン「こちらホーク3号! アマギ! アンヌ! 応答せよ!! アマギ!アンヌ!」
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キイィィィィーン・・・・
ダン「ジョイス! やめろ!やめるんだ!!」
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ジョイス「セブン・・いや・・恒点観測員340号!君が地球に来た本来の目的は宇宙航造図作成の調査をしに来ただけだろう!邪魔をするな・・・用が済んだらM78星雲へ帰れ!!!」
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ダン「私はもはやM78星雲人の観測員ではない! 私は・・・」
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バッ・・・
ダン「私は・・・地球星人だ!!!」
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ジュワッ!!!
ピカッ!
ブゥイィィン ブゥイィィ−ン・・・
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グィィィーン・・・
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ダアァァッ!!!
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カノファン「ウルトラセブン・・・」
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セブン「カノファン!・・・・」
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バトル |
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カノファン「ウルトラセブン!」
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ビビビビビー・・・・
キイィィーン・・・・
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キイィィィィーン!
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ジュワッ!!!
バババババババババ!!
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カノファン「おぉあぁぁぁ・・」
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カノファン「セブンめ!・・・・」
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キイィィーン・・・
アマギ「セブン!!!」
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ガガガガガガガガ・・・・・・
アンヌ「きゃああああ・・・・」
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グウゥイィィ−ン・・・・・
「こちらアンヌ・・ポインターが! あぁぁ・・・」
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キイィィーン・・・・
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ビビビビビビビビビビビ・・・・・・・
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バババババババババババ・・・・・
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ガガガガガガガガッ!
ジョイス「おぉぉっ!」
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ジョイス「セ・・セブン!」
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スス−ッ・・・・
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アンヌ「えっ・・・ 」
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キィィ―ン・・・・
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アンヌ「ダン!」
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ブウゥゥゥゥゥ―・・・・・
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キイィィィ―ン・・・・
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ジョイス「くそっ・・・ウルトラセブン・・・」
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セブン「ジョイス!」
ジョイス「・・んっ!・・」
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ラストコンタクト |
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ジョイス「セブン・・・・」
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ジョイス「この星を地球星人にはまかせられない!美しい地球が汚され破壊され消え去ってゆくのを見過ごすわけにはいかないのだ!」
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ジョイス「地球星人は自然や宇宙の法則というものをまだ理解していない。全て物理的、営利的な経済の流れによってでしか動かない!地球が傷みにふるえていても経済の流れがなければ平気で放っておく連中だ!」
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ジョイス「・・それどころか未だにこの星が破壊されてしまうほどの武器を所持し人間同士の争いを続けている。地球星人はいつまでたっても未熟なのだ!彼らの成長してゆく過程の中で地球がギセイになり太陽系から消えてゆくのを我々は見ていられないのだ。ウルトラセブン!」
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セブン「ジョイス・・なぜ地球が青いと思う?地球上、全ての生きとし生けるものが生をまっとうしようとしている姿が生み出す輝きなのだ。もしこの地球上にこの者たちが存在しなくなったら地球は輝きを失い存在しなくなるだろう。地球は完全体ではない!1つの生命体なのだ!!」
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ジョイス「1つの生命体・・・」
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セブン「私は・・地球人の一生懸命な姿が好きなのだ。生を受け学習してゆく姿が私は好きなのだ。完全性など求めていない・・・。私は信じている地球星人を・・・・」
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ジョイス「セブン・・君は変わったな・・。感情というものを持ち合わせて以来、すっかり変わってしまった。君が地球を見守っているのならば安心だな。我々は手を引こう・・・。」
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セブン「ありがとう・・・ジョイス。」
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ブウゥゥゥゥゥゥー・・・・
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アンヌ「ダン・・・・」
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デュワッ!!!
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ギュウウゥゥゥ―ン・・・・・
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ブゥインブゥイィィ―ン・・・・
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ブゥゥゥゥ―ン・・・ キィィィーッ・・ ガチャッ
バタンッ・・ カッカッカッカッ・・・・
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アンヌ「ダン・・・」
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キィィィィィィ―ン・・・・・・
アンヌ「彼らは帰ってゆくのね・・・・。」
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アンヌ「ダン、私たちも帰りましょ!隊長やみんなが待ってるわ!」
ダン「うん!」
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完・・・。
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The End |
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”宇宙人の逆襲”は終了いたします。
FujiMan様&皆様、ありがとうございました!
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