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『彦馬がゆく』 |
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トップページ>俳優・阿南健治> 観劇レポート>『彦馬がゆく』 | 2002-04-08 UPDATE |
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『彦馬がゆく』(作・演出)三谷幸喜 90年、93年『東京サンシャインボーイズ』により上演された、 三谷幸喜の名作が蘇る! 江戸幕末期、浅草に誕生した日本初の写真館を舞台に、 写真師・神田彦馬とその家族たちの目を通し、 動乱の幕末を庶民の側から描き出す。 写真を撮りに訪れる幕末の志士たちを前に、 彦馬は、ファインダーの向こうに、一体、何を見たのか? (チラシより) |
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![]() 「新撰組」の局長。「鬼の近藤」と尊攘派を振るえ上がらせた近藤勇役。その人相を実際の近藤勇の写真と比べてみると、 確かに無骨で強面な感じがよく似ているが、舞台では娘になつかれない苦悩の父親のシャイな一面を見せるなど、 志士の隠れた一面を演じているだけに、阿南のほうがちょっぴり愛くるしく、何とも言えない心地良さがある。 「近藤役は阿南健治しかいない。」という三谷さんの演出はお見事です。(^^) |
Sasadaさん 「彦馬がゆく」堪能してまいりました。 コメディータッチなお芝居なので、当然とてもおかしくて楽しいわけですが、コメディーになりすぎず、かと言ってシリアスになりすぎず、と言うさじ加減がさすが三谷幸喜だなあと思いました。 配役もすばらしかったですね。 主役脇役と言う垣根を越えて、出演者が全員で世界をつくりあげていると言う印象でした。 阿南さん、近藤勇役めちゃめちゃハマリ役でしたね! 私の中の「近藤勇」像にぴったりでものすごく納得してしまいました。(桜餅、食べられて良かったですよね。) 正確ではないですが、 「写真にはその人の姿が永遠に残る。例えどんな人生であったとしても。」と言うくだりがありましたよね? 思わず涙してしまいました。 しかしこれがテレビだったら、どうだっただろうなあ?と思います。ジンと来ても涙まで出ただろうか、と。 やっぱり生の舞台だからだよなあ、と思いました。 舞台の上では、役者さんたちが本当に役柄の人生を生きているように感じられるのです。リアルに。 だからこその感動なんだなあと思いました。 舞台って素晴らしいですね。 |
its billyさん 初めての舞台観劇となった「彦馬がゆく」は、大阪公演で観て来ました。 最前列、ド真中からの眺めは、格別なもので、俳優さん達の表情が、手に取るようにハッキリと分かります。 幕が開く前には、会場が真っ暗に、そしてライトがあたった瞬間・・・目の前にテレビでお馴染みの俳優さん達が生で居られます。 「感動した!」(どこかで聞いたセリフ)というのが、一言での感想です。 全五場になっており、あなけんさんが登場したのが、「第三場」幕が開き、ライトがあたると 「おぉ〜近藤 勇やんかぁ」そう、腕組みをして、恐い顔つきの・・・「出たぁ〜あなけんさん!!」 口元「への字」で、なんていうんですか・・・あなけんさんらしい・・・う〜ん・・・まぁ〜いいやぁ!(どこかで聞いたセリフ) 今回の舞台で、一番の印象に残った事は、やはり近藤勇の手品。小豆(酒井美紀さん)の拳骨を消してしまうなんて・・・ 「どう見ても拳骨が近藤勇の口に入ってるよなぁ」凄い! 思わず拍手してしまいました。それと同時に、あなけんさんって「絶対、みかん丸ごと一口で食べてるやろなぁ」と心の底から思いましたねぇ。ナンデヤネン! 終わりに近づいたところでは、近藤勇(あなけんさん)のムーンウォーク、これまた思わず拍手してしまいましわ。 世界でムーンウォークの上手い人は、マイケルジャクソンかあなけんさんぐらいでしょうなぁ。 ほんとに、楽しい舞台で良かったです。それから、あなけんさんの独得な腰からの動きやしぶい声、迫力のある表情などは、他には居ない俳優さんだと確信した日となりました。 「人生でいっちば〜ん楽しかった事を思い浮かべて下さい。」と言われたら、この舞台「彦馬がゆく」を思い浮かべよっかなぁ〜。 それでは、観劇レポートはこの辺で・・・ ヌハ、ヌハハ、ヌハハハ村田のおでこが・・・ヌハハハハハッ! |
チューヤンさん アナケンの近藤勇役、とてもよかったです。近藤勇というと新撰組の隊長という強面のイメージですが、 その演技はもちろんのこと、子供にモンローウォークを見せて機嫌をとったり、最後に死を覚悟して写真を撮りに来たり、 近藤勇という人間の持つ家庭的な部分や、内面のやさしさや弱さといったものが伝わってきました。 役者の演技力ももちろん必要なんでしょうが、笑いと涙をうまく使って、人間の表の部分と内面の部分を巧みに表現するのが、 三谷氏の作品が人気がある秘訣なんだろうと思いました。 |
yamamotoさん(1月公演観劇後に…) 近藤 勇役の阿南君は、ちょぴり怖かったけど面白かった。これから観に行く人は、楽しみにしておいて!! あんまり話すと楽しみがなくなるので、みんな見に行ってから話しましょうね。 見る前は、三時間ちょっと長いなあーと、思ったけど本当にあっという間に時間が過ぎて、「もっと見ていたい!!」と思いました。 笑い,感動,笑い!久々に大笑いしました。 |
kyokoさん 阿南くんは、相変わらずしなやかに軽やかな身のこなしをするので驚きます。 まるでひざの中に何重にも輪になったバネを隠しているみたい。 私にとっては阿南君のかくし芸大会のようでした。 他の人はすでに知っていたのかもしれないけど、ゲンコツのこともムーンウォークのことも私は知らなかったので。 もともと出来たのを活かしたの? それともこの舞台のために特訓したのかな? 彦馬一家(竜馬を含めて)に背の高い人が多いことに比べてそこへ立ち寄る歴史上の著名人のほうが、みんな小柄なのが お話をより面白くしてくれたみたいでした。 厳めしいはずの人が小さくてボケキャラなんて。 すごく面白くていっぱい笑ったし、お陰で充実した時間が持てました。 |
nobuさん 物語は幕末の写真館を舞台にしていて、志士達が入り乱れて登場し、その掛け合いが面白いのなんの。 中でも大河ドラマではあんまし主人公にならない桂小五郎役の人、すっごく面白かったです。 写真館の家族のそれぞれのキャラも、性格の違いというのが際立っていて上手いなぁと思いました。 アナケンは第2幕から近藤勇役で登場してましたが、やっぱり存在感ありますねぇ。 現代劇やTVよりも時代劇がずっと似合う。 刀をヒュンと抜くところなんか、カッコ良かったなぁ。 あと、moon walkもすっごいGOOでしたよ。 (その晩のオリンピック放送で金メダリストが銀盤上でmoon walkやってたので、2人が重なって面白かった。) |
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