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トップページ俳優・阿南健治観劇レポート>『東京原子核クラブ』 2000-05-22 UPDATE

パンフレット 『東京原子核クラブ』(作・演出)マキノノゾミ

 昭和初期。理化学研究所で原子核を研究する若き物理学者・友田晋一郎の物語。
 東京本郷の「旅館御下宿平和館」が舞台。同居するのは、平和館の大家とその娘。 友田の先輩と後輩。東大野球部員、ダンスホールのピアノ弾き、新劇青年、そしてナゾの女。 みな個性が強い。
 やがておとずれる太平洋戦争の渦中に巻き込まれる。原子爆弾の製造のためだ。
 シリアスあり、笑いあり、感動あり、そしてちょっぴりラヴ・ロマンスあり。
 なんとも言えない心地よい青春グラフティー。

 「愚かナリ、我等ガ日々。美シキ哉、我等ガ青春。」

写真(0104) 阿南健治は、

友田の同僚で“実験屋”・武山真先の役柄で登場。がさつでマイペースな男の役で、 学者ということをのぞけば、なんだかぴったりハマリ役っていう感じ。

 やはり私と同級生(・・と、いうことは阿南とも同級生)に東大の助教授がいて、 彼もいろんな実験を通して、科学の真理を探究する人間なんですが、 その彼が「ああいうヤツ、実際にいるいる。」とか、「ほとんど同じで違和感がない。」と 言うぐらいですから、半端じゃないのは確かです。

 役柄のために無精髭を生やして、声はいつものダミ声で、体を大きく動かして、 精いっぱいの演技をしていました。気のせいか、阿南が絡むシーンは、 すべて阿南が仕切っているように見えました。(^_^;


舞台終了後
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「ウェブマスターでーす。」「このひとでーす。」
 私が行ったのは、広島公演初日(6/23)。場所はアステールプラザ。当日は雨が降っていました。

【楽屋編】
 舞台終了後、すぐさま楽屋へ行き、阿南と9年ぶりの再会。(私の方は、テレビで観てるから、 久しぶりなんていう感情はあまりなかったですネ。)アステールプラザの楽屋は小さくて、 スタッフやら付き人(?)やらで、ごった返してて居場所がない感じ。 阿南を待っている間にトイレに行ったら、野球青年役の木下政治さんがメイク落としをしていたので声を掛けた。 「南谷朝子さんのHPに載ってる写真見ましたよ。」・・・こんな風に言われても、嬉しくなかったやろな。

【駐車場編】
 その日は、テレビ新広島がセッティングした飲み会があるということでしたが、喫茶店を探しに出ることに・・。
   楽屋から車をとめた駐車場まで、アステールプラザの正面玄関を横切るように歩いていったから、 ついて来てたんですね、ファンの方がふたり。サインを求められて快く応えている姿は、まさに芸能人。 「一緒にいる私は“付き人”にでも見えたんだろうか」と考えながら車庫からくるまを出して、 いざ広島の町へ・・。ところがないんですよ、あの辺りは喫茶店が。 仕方なく、広島全日空ホテルに入り、ロビーで話すことに・・。

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「男っぽい写真」を撮ろう・・でとったポーズ
【ホテル編】
 本当は、ホテルに行けばラウンジがある・・という阿南の言葉で入ってみたけど、 開いてるわけないよな、あの時間じゃ。
 とりあえずは阿南HP用の写真を撮らせてもらうことに・・。左がその写真。
 買ったばかりのバーゲン品『一眼レフ』に連写機能が付いていて、それで撮るからと撮ったら、 さすがは役者、慣れたもんです。これでアニメーション画像を作ります。 阿南健治ホームページで公開してますから、 そちらを見て下さい。
 あとは、あまりゆっくりも出来なかったけど、いつ広島に来て、福岡にはいつ行くかとか、 役のための髭面のこと、「まっじぃー」お酒の中身のことや、ビールのノンアルコール物とか、 その日の舞台のいろいろなことを話して、阿南から話し出したのがホームページの新企画・・ 阿南はこれについてもっと話したかったみたいやったが・・これは私がイメージを掴むのに時間が かかってしまって、でもなんとか実現したいと思い、その日はそこそこで切り上げた。

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 どさ廻りの楽屋で会ったときは、ひとり違った世界に足を踏み込んだ友人の顔・・。 芝居の意味も分からず、夢中で拍手をおくってた。
 東京サンシャインボーイズの舞台(神戸)で会ったときは、はにかんだまだ青い役者の顔・・。 どさ廻りの芝居のクセがあるぞ・・と、バカにして喜んでいた。
 そしてこの日は、高校を卒業して20年足らずの時間に刻み込んだ俳優の顔・・。 もうバカに出来なくなった。阿南のこれからの役者人生にエールを送り続けたい・・。
  

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