FujiMan Production - 徒然日記 -
2005/07/26 ボット対策
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 なんと1ヶ月以上も日記、ほったらかしでしたね(^^A;
 7月8日、みずほ銀行(ネットバンク)でスパイウェアの仕業による不正取引の被害があったことが公表されました。 ボットというのはロボットをもじった造語で、メールの添付ファイルやセキュリティホールを利用してユーザーのシステムにこっそり入り込み、 外部からコントロールできる不正プログラムのことです。ボットに支配されたシステムのことを「ゾンビ」と呼ぶらしいです。
 いろいろ調べてみるとこの半年の間にボット(スパイウェアと同義)が急増しているというのです。そして、ボット同士が繋がりボットネットワークを構成しているというのです。 3000台規模のボットネットワークが世界に3万件以上あり、1時間100ドルで売買されているという情報もあります。
 厄介なのは愉快犯が作るウイルスが目立った活動を起こすのに対して、ボットの目的は金儲けで、そのためこっそり活動し、痕跡を残さずに消滅することもあるということで、実態が正確につかめないらしいのです。 私の職場で注意を促したところ、ボット対策ソフトについての問い合わせに追われてしまいまして、先日、このサイトのSpybotのページを更新したってわけさ(笑)
 総務省、経済産業省もこの事態を重く見て、いくつかのプロバイダの協力を得て対策に乗り出すとのことです。そのための来年度予算を計上するらしいのですが、 対策の実施は早くて2006年4月ということで、「間に合うのか?」と思いつつ、ボット対策ソフトがウイルス対策ソフトと合わせて、Windowsユーザー必須のツールになるのは間違いなさそうです。

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