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コンセントプラグ
予備を置いておこう
トップページ日曜大工電気簡単な修理>コンセントプラグ 02/03/19 UPDATE



割と多い断線
 コンセントプラグの根元部分が断線してしまう故障は比較的多いように思います。コンセントプラグの予備を置いておくと直してすぐに使えるようになりますから、 ひとつは置いておくといいと思います。


断線部位の確認
 どこが断線しているかは目で確認できませんから少々厄介なんですが、コンセントに挿した状態で電源スイッチを入れ、断線したと思われる場所を動かすと切れた電線がくっついて通電する場合があります。そこが断線部位です。
 断線部位を残さないように線を切るわけですが、分からないときはコンセントプラグから10センチのところで切っちゃいましょう。だいたいそのあたりが切れやすいですから。 もしそれで直らなければ、さらに10センチ切って同じことを繰り返します。20センチ切ればまず直ると思います。断線が原因なら・・・。(^^;


被膜を剥ぐ
 まずカッターナイフで2本の電線を1本ずつに分けます。圧着端子を使いますので3センチぐらい切ればいいと思います。 圧着端子を使わないのであれば5センチぐらいがいいかも知れません。
 被膜はコードストリッパーを使って剥がします。コードストリッパーには目盛りが付いています。今回は圧着端子を使いますので5ミリのところに合わせてハンドルを握ります。
 圧着端子を使わないのであれば、15ミリぐらいでしょうか。
 こんな感じになりました。


圧着端子
 被膜を剥がした銅線を圧着端子に挿しこんでマルチプライヤーで圧着端子を潰して固定します。固定が不安ならハンダを流し込めば完璧です。
 圧着端子は接触抵抗を小さくするのに役立ちます。接触抵抗が大きいとそこから発熱する恐れが出てきますので、圧着端子を使わない場合はそれに気を付けて下さい。
 こんな感じになりました。


新しいコンセントプラグ
 今回はこんなコンセントプラグを選んでみました。
 圧着端子をネジでしっかり固定して、フタをすれば修理完了です。
 圧着端子を使わない場合は、銅線で輪を作り、その輪全体がネジの下に圧着されるようにしっかり巻きつけて固定します。

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