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ふとん干し
ふと思い付いた技(?)
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すぐ壊れた
 「ふとんを干す」というのはなかなか大変なものですね。とくに冬は衣類の洗濯物も増えて、ただでさえ干す場所がないというのに敷布団に毛布に掛け布団・・・と、ふとんの数も多いときたもんだ。
 そこで「ふとん干し」の登場となるわけで、今の家に越してくる前に買っていたステンレス製のふとん干し。不要なときにはたたんで収納できて便利と重宝してたんですが・・・すぐに壊れちゃった。 支柱の溶接してある部分からポロッと接続部品が取れてしまったんです。これじゃあ使えない。かと言って捨てるのももったいない・・・。
 考えてみればテコの原理で相当な力がここに加わりますからね。溶接と言えども耐えられなかったんでしょ。ドリルで穴を開けて、ボルトで固定したりしていましたが、これとてすぐに壊れてしまいます。
 ある日、ふと思い付いてこんな方法で直してみました。まとめて折り畳むことはできませんが、立派に使えてすぐには壊れません。今回、ようやく壊れたので取替えました。5年はもったと思います。

用意するもの
 園芸で使う支柱4本とヒシパイプ。
 園芸用の支柱はステンレスのパイプがはまる16mm径のもので長さは150cmのもの(120cmでも充分)。
 ヒシパイプは「自転車小屋」で紹介した廃材です。園芸用の支柱4本が辛うじて入る大きさでしたのでこの方法がとれたわけなんですが、 こちらは業務用のものでホームセンターにあるかどうかは確認していません。悪しからず・・・。



支柱を切断する
 採寸が終わったら支柱の切断です。支柱は鉄パイプに被膜を貼ったもので、切断するには金属用鋸が要ります。
 私はグラインダーを使って切断します。これなら速い速い。ですが火花が吹き出すのでも分かりますが、切断部位が大変熱くなりますので、火傷に注意が必要です。 軍手を着用するのがいいですが、その場合はグラインダーに巻き込まれないようにも注意しましょう。私は素手でやっちゃってます。(^^)
 グラインダーなら4本の切断があっちゅうま。

支柱の完成
 園芸用の支柱を4本まとめてヒシパイプの中に押し込みます。ただただひたすら金槌(木槌があればその方がいいです)を使って押し込んでいくだけです。



あとは組み立てるだけ
 あとはもうひたすら組み立てるだけです。力任せにステンレスパイプを園芸用支柱に押し込んでいくだけです。
 2本ずつなら畳めますから、家の壁づたいに立て掛ければ邪魔にはなりません。
 これで、また何年かはもつでしょう。(^^)

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