FujiMan Production - 原発は要らない -
No Nuclear Power Plant
あまり報道されない反原発デモ・集会
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2011年 反原発のデモや集会
月日 場所や規模
3.14 ドイツ(11万人)
3.20 東京・渋谷(1550人)
3.26 ドイツ(25万人)
3.27 東京・銀座(2000人)
3.31 東京・東電本社前
4.4 韓国(集会)
4.8 ドイツ・ベルリン等4都市(25万人)
4.10 東京・高円寺(1万5千人)
北海道・札幌
長野県・甲府市
富山
青森市(集会)
4.15 宮城・仙台市
4.16 大阪・御堂筋
4.24 東京・芝公園
広島市
4.26 広島市
4.27 ドイツ(人間の鎖120km、10万人)
4.29 高知市
4.30 東京・渋谷(1000人)
台湾・4都市
5.1 宮城・仙台市
5.7 東京・渋谷(1万5千人)
兵庫・神戸市(450人)
大阪市
5.8 東京・渋谷(1万5千人)
福岡市
5.15 福島・いわき市
5.16 京都市
5.21 鹿児島市(200人)
5.28 東京・渋谷、原宿(200人)
5.30 ドイツ・ベルリンなど(16万人)
6.11 東京・新宿(2万人)
東京・練馬(150人)
福島・郡山市(200人)
フランス・パリ(数千人)
オーストラリア・メルボルン
大阪・難波
愛媛・松山市
愛知・名古屋市
鹿児島・奄美大島
兵庫・神戸市
福井市
横浜市
岐阜市
熊本市
宮城・仙台市
福岡・天神
広島市
京都市
長野市
山梨・北杜市長坂町
千葉市
静岡・浜松市
台湾・台北
香港
7.17 福島・いわき市
7.23 東京・渋谷
7.24 東京・新宿
7.25 神奈川・鎌倉
7.31 東京・渋谷
 反原発(脱原発)を主張するデモや集会が報道される機会が少ないんじゃないか…、というのは、あくまでも私の感じる印象です。 私の周りでも「原発はやめたほうがいいよね」と思ってるひとが多いのに、テレビや報道から受ける印象と違い過ぎるように思うからです。
ドイツの反原発デモの様子
4月8日ドイツのデモ
 それで、ネットでチョット調べてみたのが右の表です。報道サイトの情報もありますが、大部分がデモや集会に参加した人の自主情報によるものです。 6月11日は、「6.11脱原発、100万人アクション」と銘打って実施されたもので、国内では150ヶ所でデモが行われました。これについては一部報道もされていました。
 日本では、道路交通法やその地方が定める公安条例に従わなければならないことから、極端な人数が集めにくく、 デモ当日も警備隊が包囲して飛び入りによる人数増加を規制したりしているようです。外国では10万人、20万人規模のデモになっていることから、日本は規制がやや強いのかなと思いました。
 今回の福島第一原発事故については、情報統制が働いているような印象を持っています。マスコミの情報はどの局も同じ一方的で、本当に市民が納得できるような内容のものではないと感じます。 たとえば汚染牛肉の問題について、セシウムの場合、500Bq/kg(ベクレル/kg)とそもそも暫定基準が高いと思うのですが、1回食べたぐらいでは問題ないと報道します。 これがどこどこの水路から農薬検出とかだったりすると「食べた方の健康が心配だ」とか、鬼の首でも取ったかのような報道になるのでしょうね。そういう意味で、原発関連の報道はなんだか気持ちが悪いです。 ネット上も自主的に発信しやすい方(ネット力が強いとでも言えましょうか)が発言力を持っているような印象がありますが、そうした方々はたいてい産業界寄りの原発容認者のような気がします。
 原発は危ないと最初から分かっているから、その電気を使う都市より遠く離れた、しかも反対運動が起きにくい人口の少ない、産業のあまりない場所に、助成金で納得させて建設した… というその構図がそっくりそのままいまの日本列島を覆っているような感覚に陥る気持ち悪さがあります。
 反原発と脱原発、ミニマム原発などと、どれも原発は要らないと言っているのに、わざわざ言い換えて区別してくるのは、一体何者なのでしょうか。これも気になりますね。これも気持ちが悪くなる原因に思えます。
 それから、デモを主導しているのは左翼だと言っているひとがいます。そうなのか…と思う映像もありましたが、私にはよく分かりません。これは参考まで…。

2011年 8月 7日 赤沢富士男
写真はAsahi.comのものを使用しています
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