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地層処分が安全と思えない |
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■地層処分とは... | |||||||||||
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■プルトニウム239の核崩壊 | |||||||||||
100万kW級の原発が必要とする核燃料(3%濃縮ウラン)は30t(トン)だそうです。核燃料を使用する前の割合は、ウラン238が29.1t、ウラン235が0.9tです。
燃えたあとは、ウラン238が28.5t、ウラン235が0.3t、プルトニウム239が0.3t、生成物が0.9tになります。生成物には、セシウムやストロンチウム、ヨウ素などが含まれます。
これをそのまま処分すると考えると、プルトニウム239がウラン235に変わり、さらに安定した核種になるまでに半減期で考えても7億年以上かかることになります。![]()
放射性同位元素は半減期が短いほど強い放射線を出しますので、地層処分するまでに数十年冷却期間を設ければいいという考えのようです。 | |||||||||||
■天然原子炉 | |||||||||||
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■私の不安 | |||||||||||
時間的スケールがデカ過ぎる![]() ちなみに、現人類(ホモ・サピエンス Homo sapiens)が現れたのは20万年前です。 実験的な要素がある その時間的スケールのデカいことを解消する目的で、半減期の長い生成物に中性子を当てて核分裂させて、半減期の短い核種に変える研究がなされているようです。 このとき当然、莫大な核分裂エネルギーとともに、たくさんの放射線が発生することが考えられます。 ![]() 他には、核分裂生成物からウラン235やプルトニウムを取り出して再び核燃料として再利用しながら、前述の核種変換(半減期の短い核種にする)や高価金属の白金類やレアメタルの抽出なども検討されているようですが、 何をするにも放射性原料を扱うことになりますので、放射能汚染を考えた対応や対策の範囲が広がる不安も感じます。 「実験的な要素」と書きましたが、新しい技術を始めるのに、数万年も待てないのも事実ですから、それを実験的と書かれるのは開発に携わっている方には心外だと思います。 ですが、急ぎすぎたのではないかと感じます。あまりにも「やってみないと分からない」「やりながら解決していく」事柄が多過ぎるような気がします。 ちなみに核分裂生成物から、60Coや137Cs、99mTc、131Iが取り出され、医療の分野にすでに利用されていることもあるようです。 事故の被害が甚大 ![]() ![]() | |||||||||||
2011年 8月11日 赤沢富士男
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図・写真は、Wikipedia、中国電力サイトのものを使用しています |
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