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日本全国に飛来した放射能
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名古屋大学が発表したセシウム137の沈着地図  2011年11月15日、名古屋大学が推計したセシウム137の全国への沈着状況が発表されたという報道がありました。これによると北海道や中国・四国地方にも沈着が見られるという内容でしたが、 チェルノブイリ原発事故の放射能拡散図を福島第一原発事故に当てはめてみたことがある方だと「何をいまさら…」という印象しか残らないかも知れませんね。 でもこれは福島第一原発から、いわば空気に乗って拡散した放射性物質(セシウム137)の分布という話で、同じセシウム137に汚染した牛肉のように人の手による(人が運んだ)放射性物質を考え合わせると、 すでに日本国中に…量の多少はともかく…行き渡ってしまったと考えていいような気がします。産地偽装なんてないと思いたいですが…、どうなんでしょうね。
台風6号(7.17 6:30)  左は今年7月の台風6号(マーゴン)の写真ですが、日本列島を覆い隠すような、こんな大きな渦で掻き回されたら、日本津々浦々まで行き渡ってしまったとしても不思議はないわけです。 7月と言えば、福島原発からの放射能放出もある程度落ち着いていたと思いますが、5月に発生した台風1号(アイレー)と2号(ソングダー)は、勢力こそそこまで強くはなかったですが、 秋の台風のようなコースで日本列島に近づきましたので、このときの大気の掻き回しは効いたのではないでしょうか。確か、5月の台風の時は、文科省が発表していた放射線量が西日本でも上がり、7月の時は変化しなかったと記憶してます。
 さて、次の図は「憶測にしては妙に言い得てる」と思って、オリジナルのサイトで見つけて、念のため保存しておいたのですが、元サイトのURLが分からなくなってしまいました。 いまは「○○が思う汚染範囲」で検索すると、あちこちで見つかります。最初にこれを見つけたとき、「海外が思っている汚染範囲」が正解なんだろうな…、と思ったのです。いまもその考え方は変わりません。 できれば海洋汚染も入れたほうがいいかも知れないとさえ思っちゃいますね。
○○が思っている汚染範囲
 もちろん、この地図は、調査に基づくものではなくて、「こんなふうに思ってるんだろうな」と勝手な憶測で作られたものですので、間違わないようにしてくださいね。
2011年11月15日 赤沢富士男
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