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暫定基準 |
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![]() さて、原発事故以来よく聞く「暫定基準」ですが、食料品に関係する暫定基準て何なのでしょうか。調べてみました。 2011年 7月18日 赤沢富士男
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■飲食物摂取制限に関する指標(暫定基準) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成23年3月17日
厚生労働省医薬食品局食品安全部長
WHO基準(ヨウ素131)・・・10 (Bq/L) WHO基準(セシウム137)・・・10 (Bq/L) ドイツガス水道協会・・・0.5 (Bq/L) アメリカの法令基準・・・0.111 (Bq/L) ウクライナ(セシウム137)・・・2 (Bq/L) ベラルーシ・・・10 (Bq/L) 飲料水は毎日欠かせないものですし、多量に摂取しますから厳しく設定されています。日本でも3月17日以前は、 ヨウ素131(131I)・・・10 (Bq/L) セシウム137(137Cs)・・・10 (Bq/L) だったようです。 2.食品 アメリカの法令基準・・・170 (Bq/kg) ウクライナ・野菜(セシウム137)・・・40 (Bq/kg) ベラルーシ(子供)・・・37 (Bq/kg) ベラルーシ(野菜)・・・100 (Bq/kg) ![]() ちなみにWHOでは、緊急時でも合計1,000(Bq/kg)以上のものは食べないほうがよいと言われています。2,000(Bq/kg)はいくらなんでも高いように見えます。 どうも年間5mSv/y(ミリシーベルト/年)まで許容するという前提で計算されているようですから、緊急避難的な数値設定のようですが、この前提もどうなんでしょうか…。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ベクレル(Bq)について | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() あわせてセシウム137(137Cs)の場合、汚染された肉は、燻製にしようが、ミイラにしようが、半分の250Bq/kgになるまで30年(半減期)かかるということにもなります。 体内に取り込まれたセシウムの体内動態はカリウムと似ているらしく、主に筋肉に蓄積されるようです。代謝による体内半減期は100〜200日と言われています。 そのあいだはβ線の影響を受け続けることになります。β崩壊して変わったバリウムは速やかに排泄されるみたいですが、 X線撮影の造影剤・硫酸バリウム以外の塩類では毒性が強いとあり、気になったのですが、詳しいことは分かりませんでした。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真はMicrosoftのクリップアートを使用しています
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