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 えっと・・・、まず、私は古文の専門家でも研究家でもありません。また「万葉集」の愛好家でもありません。 ここで紹介する万葉集は、犬養孝先生の著書「万葉のいぶき」「万葉のひとびと」をもとに、私の感覚で解説めいた文章を加えています。

 なので、万葉集を勉強されている方には大変申し訳ないのですが、多分、的をはずれていると思いますし、 学術的なところはあまり考えいないので「参考にしないでください」(^^A;
さ丹つらふ 色には出でね 少なくも 心のうちに 我が思はなくに
 右の歌は、犬養先生の書からではありません。確か、高校を卒業する頃だったと記憶してるんですが、その時の心境にハマってしまったので、覚えていた歌です。 なので、この通りかどうか自信がありません。間違っているかも知れないのでご承知おきください(^^ゞ

さ丹つらふ 色には出でね 少なくも 心のうちに 我が思はなくに

 『顔の表情には出さないけれども、心の中ではこんなにもあなたを想っているのですよ』という意味の歌です。
 いつも出会う女の子を好きになって、でも彼女が好きなのは自分ではなくて、そんな心境のときにこの歌に出会ったんでしょうね(^^A;汗。 実はこの歌は女性の方が詠んだものだったと思います。「片想い」の歌です。

 私の恋はスロースターターだったので、ひとを好きになるのにずいぶん時間をかけました(^^)... 周りがすっかり出来上がった頃、私の心が動き始めるわけですから、 いつも片想いで終わるわけです・・・って、自分を傷つけないようにそう思ってるだけなんですけど(笑)・・・要はモテなかっただけです<(^^;ははは。

 やっと恋人と呼べるひとができたのは学生時代です。犬養先生の書は、その恋人から勧められて買った本でした。どうして勧めたのか、その真意はいまも分かりませんけど、 とても読みやすくて、分かりやすくて、「さ丹つらふ・・・」の時のように、私の気持ちの中にスッと入ってきたので好きな本のひとつになっています。 残念ながら、もう配本されていないみたいで、どこかにある在庫分を探すしか入手する方法はないみたいです。

 ですので、私の万葉集は「恋」が中心になっています(笑)。ある意味、私の恋愛感を晒(さら)け出してるような気もするんですが(爆)、 それはさておき「雑学」として、ヒマつぶしに読んで(詠んで)いただければいいかな・・・と思います。


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