FujiMan Production - ウェブマスター -
ホームページ制作講座 for Windows
コーヒーブレイク(3)−URL−
トップページウェブマスターホームページ制作講座>URL

戻る 次へ
■URLはファイルの場所


 URL は Uniform Resource Location を略したもので「ファイルの在る場所」という意味になります。

 この講座の最初に作った「try.html」を URL で表すと c:/www/try.html となります。 一方、このサイトのトップページ「index.html」を URL で表すと https://FujiMan.net/index.html になります。

 「FujiMan.net」はこのホームページを置いているサーバー(コンピューター)を、正確にいうとサーバーの記憶装置(ハードディスク)を示しています。 そのサーバーの管理者からみると「c:」に見えることでしょう。

 こうみると「c:」と「FujiMan.net」はコンピューター(記憶装置)を表しているということで、同じ扱いができると言えます。

 もう少し分かりやすいように、私のパソコンに「family」フォルダとその下に「fujipro」を作ったとします。
 すると私のパソコンでの「index.html」の URL は  c:/family/fujipro/index.html になりますね。 これと見比べて頂くと、その関係がよく分かるのではないかと思います。

 「https://」は「インターネット上に在るぞという意味」とでも理解すればよろしいかと思います。

■絶対パスと相対パス


 たとえ話です・・・。

 どこに住んでいるか分からない相手に対して、私の居場所を伝えたい場合、「日本国の広島県の呉市の○○に住んでいる人」となります。 このように世界を基準に位置を指定するやり方を「絶対パス」といいます。

 今度は、目の前にいる相手に、隣町にいるAさんの居場所を伝える場合は、「日本国の・・」なんて言いませんね。ただ「隣町のAさん」で分かります。 このように自分の居場所を基準に位置を指定するやり方を「相対パス」といいます。

 リンク先のサイトを「https://www.LINKSITE.ne.jp/」のように表すのは「絶対パス指定」になります。

 画像表示の際に、「SRC="chara2.gif"」と指定したのは「相対パス指定」になります。 その画像ファイルがすぐそこにあるのが分かっているからです。
 敢えて絶対パス指定すると、パソコン上では「SRC="c:/www/chara2.gif"」となり、 インターネット上では「SRC="https://www.YOURSITE.ne.jp/chara2.gif"」となります。

 ホームページを作る際には、サイト内は「相対パス指定」、インターネットを介してリンクするアドレス指定の場合は「絶対パス指定」と考えればよろしいと思います。

■相対パス指定の方法


 下のイメージを使って説明します。



 いま「index.html」を編集しているとします。
 おなじフォルダ(www)にある「title.gif」を<IMG>タグを使って貼り付けたい場合は、 そのまま「SRC="title.gif"」とするだけでOKです。
 次に「images」フォルダにある「image01.gif」を使いたい場合はどうでしょうか。
 「パス(path)」とは「通り道」と言う意味です。そのファイルに行き着くためにはどう通るかを指定します。 答えは「SRC="images/image01.gif"」となります。
 同じように、「photos」フォルダにある「photos.html」にジャンプ(リンク)したい場合は、 「<A HREF="photos/photos.html">」と指定します。

 今度は「photos.html」を編集しているとします。
 「戻る」リンクで、「index.html」にジャンプしたい場合は、上位のフォルダに戻らなければなりません。その場合のパスは、「../」を使います(「ドット」が2個と「スラッシュ」が1個です)。 具体的には「<A HREF="../index.html">」となります。
 「../」の「..」を足跡、「/」をハシゴと見立ててみて下さい。上位のフォルダにハシゴで上がる絵に見えませんか?(^^)
 「photos.html」でも「image01.gif」を使いたいと思います。この場合はどうでしょう。・・・そう、ハシゴで上がって、「images」フォルダに下りるように指定します。 つまり、「<IMG SRC="../images/image01.gif">」となります。

 ホームページが充実してファイルがどんどん増えてくると、その管理が大変になってきます。そこで、ファイルの種類ごとにフォルダを作って、そこに置くようにすると管理しやすくなります。 ファイルの管理がしやすくなった分、HTML本文の「パス指定」に気を配らなくてはなりませんから、この概念はしっかり身に付けておきたいところです。 このファイル管理が身に付くと、Windowsのファイル管理システムの理解も進みますよ。(^^V


戻る 次へ

<-RETURN Copyright(c) 2001 FujiMan Production All Rights Reserved