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第2部 撮り方いろいろ 望遠効果
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広角撮影

望遠撮影

 私が用意していた撮り方を適当にこなしておりますと「えらい近いな」「何撮ってんの?」とお喋りのあいまに聞いてきます。
 「同じフレーミングで、望遠と広角の違いを撮りたいんや」と言うと「なるほど・・好きにして」と返してきましたが、 かなりの至近距離にちょっとビビリ気味です。(^^;
 本当に1mあったかしら・・と思えるくらい近いんですよ。
(モデル:阿南健治)

 人物スナップを撮りたいとき、望遠レンズをお持ちなら、「望遠撮影」をお勧めします。

 右の写真は、だいたい同じフレーミングになるように「望遠」と「広角」で撮ってみたものです。(「広角」での撮影はちょっと近寄りすぎたみたいですね。^^;)

 「広角」では、同じフレーミングでも、背景や周りの余計なものがたくさん写ってしまいますが、 「望遠」にするとその余計なものを排除できますので、撮りたい人物を際立てることができます。

 また「望遠」を使うと、被写界深度が浅くなりますので、背景がボケてさらに被写体を際立たせる効果があります。

 この写真ではすぐ後に駐車してあるクルマがありましたので、その効果が出ていませんが、写真左にあるクルマの窓ガラスがぼやけて写っているのは分かると思いますがどうでしょう。

 それと「広角」を使うと、接近して撮るようになりますから、撮られる方が威圧感を覚えて緊張されますよね。 「望遠」だとそれがなくなるので、撮るほうも気楽に撮れます。これも「望遠」撮影の効果といえるのではないでしょうか。

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