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第2部 撮り方いろいろ キャッチアイ
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(モデル:阿南健治)

 ポスターやグラビアなどのモデルさんの写真には、必ず目に反射して光る白い点が写っています。これを「キャッチアイ」と言い、表情を活き活きとさせる効果があります。

 とくに顔のアップ写真では、太陽光や近くの強い照明などの光を意識して入れるようにするといいと思います。

 強い光源がない場合は、とくに逆光でなくても日中シンクロの手法を使ってストロボの光を反射させてもいいと思います。 この場合、注意しなければならないのが「赤目(レッドアイ)」という現象です。

 日中の明るいところではまず起こりませんが、夜や暗い部屋にいるとヒトの目は瞳孔が開いた状態になっていて、ストロボのような一瞬の光が網膜に反射して開いた瞳孔を通ってくるため起こります。

 最近のカメラには「赤目防止」効果のあるストロボが搭載されいることがありますので、若干、電池の消耗は激しくなりますが、利用するといいと思います。

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