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第2部 撮り方いろいろ 晴れた日より(コントラスト)
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時間的には夕方

日陰に入ってと

 下の写真・・・向かって右側に大きな倉庫のような建物があって、そこがスタジオ(屋内撮影所)になっています。向こう側が屋外のセットが並んでいます。
 クルマが並ぶ駐車場の向こう側に、侍たちが闊歩する昔の佇まいがあるんですよ。・・そう言えば、ここにいるあなけんもついさっきまで同心姿の侍でした。(^^)
(モデル:阿南健治)

 「人物写真を撮るなら良く晴れた日」なんて思い込んでませんか。

 フィルムの感度が良くなかった昔々は、できるだけ明るいほうが・・・なんてことが常識だったかも知れませんが、 人物写真を撮るなら「晴れた日より曇った天気」のほうが感じ良く撮れます。

 太陽の陽射しは強いので、日に当たった部分と影の部分の「明」「暗」の差が激しく、悪くすると影の部分がはっきりと写っていない写真になったりします。

 「明」「暗」の強さの度合いのことを「コントラスト」と言いますが、よく晴れた日はそのコントラストが強くなり、きつい印象の写真になります。

 曇った日は、そのコントラストが和らぎ、やわらかい印象になりますので、人物写真に向いていると思います。

 「曇りの日」と書きましたが、晴れた日でも日陰に入れば同じ効果を得ることができますので、天気にこだわることはないんですけれどね。(^^)

 もっとも、真夏の照りつける暑さを表現したい場合は、逆にコントラストを意識して撮るようにすると効果的です。

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