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第1部 写真の基礎 カメラの構え方
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良くない構え方の例
 カメラを構えるときのポイントは「身体にしっかり固定すること」です。これはカメラの種類によらず基本です。

 左のように腋(わき)が開いていると、腕が不安定になり手ブレを起こす原因になります。下のように腋をしっかり閉め、身体に密着させるように構えます。

 一眼レフやレンズが大きくカメラ本体から突出しているものを両手で掴むように握ると、前後にフラフラしやすくなり安定しません。

ランドスケープ(横長)の構え方

PENTAX MZ-50

OLYMPUS C-2100

OLYMPUS C-830L
ポートレート(縦長)の構え方

PENTAX MZ-50

OLYMPUS C-2100

OLYMPUS C-830L
 そういう構造のカメラの場合は、左手でレンズを支え右手はシャッターボタンに添えるように構えると安定します

 C-830Lのような形のカメラの場合は、レンズの位置にもよりますので、それぞれのメーカーの説明書に従って構えます。腋をしめ腕をしっかり固定することは同じです。

 ホートレートを撮る場合は、左手でカメラを支え、右手をシャッターボタンに添えます。このとき右手をおでこ(額)に押し付けるようにするとより安定感が増します。

 液晶ビューが本体に付いているデジカメでは、体から離して撮影することがあると思いますが、やはり安定感は悪くなりますので、そのことを頭に入れて撮るといいと思います。

 逆に不安定にすることで面白い写真が撮れることがあります。でもこれは基本を身に付けた上でのことと考えるべきですね。


手ブレ写真

ピンボケ写真

 焦点が合っていないピンボケ写真と手ブレ写真は、ぼけてしまっている点でよく似ていますが、ピンボケ写真が全体にぼやけているのに対して、 手ブレ写真は全体が同じ方向にブレていることで見分けることができます。 (モデル:阿南健治)

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