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私のセキュリティ対策 for Windows
トップページウェブマスター> 私のセキュリティ対策 08/10/06 UP

 セキュリティ対策というと、これまでは不正プログラム対策といった感じでしたが、 個人情報をどう守るかということも含めて考えなくてはならなくなってきました。ちょっと趣向を変えて書き直してみました。
怖い写真流出
 2008年、香港の俳優エディソン・チャンが香港の人気女優たちとの性行為を記録した写真がネットに流出する事件が発生しました。 エディソン・チャン自身が撮影した写真やビデオ動画を保存したパソコンを修理に出した際に流出したもので、 個人がしっかりしたデータ管理能力を持っていないと大変なことになると世界中に知らしめた事件となりました。
 その2年前(2006年10月)、ファイル共有ソフト(WinNXやWinny、ShareといったP2Pソフト)を使っていた三洋電機の社員が社内文書だけでなく、 交際している彼女の裸の写真を流出させるという事件が発生しました。運が悪いことに流出したメールから、この女性がMIXIに本名で登録していたことが分かり、 ネットが騒然となったことから報道にまで発展しました。ファイル共有ソフトShareを使っていた男性社員のパソコンがウイルス(Antinny)に感染し、 社員名簿などの社内文書のほか、恥ずかしいプライベート写真までばら撒かれてしまったようです。 ファイル共有ソフトを使う際にはウイルス対策をしていないと大変なことになると知らしめた事件となりました。
 一度ネット上に流出してしまった写真の回収は不可能です。良心的なプロバイダ管理者のおかげで簡単に検索できないようになっていますが、 これらの写真がネット上や個人のパソコンに存在していることは確かなことなのです。
ファイル共有ソフトは使わない
Winny  2004年5月、Winnyの開発者が著作権法違反幇助の疑いで逮捕されました。これをきっかけにWinnyからShareに乗り換える者が増えたようですが、 それでも2006年はWinnyによる情報漏洩事件が頻発し、当時の安部官房長官が「Winnyを使わないで」と異例の呼びかけを行いました。 これが3月の話で、三洋社員の事件はその半年後に発生しました。この報道により官房長官の忠告とは裏腹に興味本位のWinny利用者を増やしてしまう結果になりました。
 Winnyは割と簡単に使えるようになるプログラムですが、十分なウイルス対策を行っていないとすぐAntinnyというウイルスに感染してしまいます。 他にも欄検眼段、仁義なきキンタマ、山田オルタナティブなどと呼ばれるウイルスがあります。 いずれもパソコンに保存している個人情報や写真をネット上に流出させます。その被害は計り知れませんから、ファイル共有ソフトは使わないのが一番だと思います。
あの手この手で…(ワンクリック詐欺)
ワンクリック詐欺サイトの画面  でもぉ流出した写真…見てみたいですよぇヾ(^〜^;)
 「写真流出」でググッて(Googleで検索すること)みましたら、結構たくさんヒットしてくるじゃないですかぁ。開いてみると個人のブログみたいです。 コメントがあるのでクリックしてみるとどこかとよく似た動画サイトが開きました。再生ボタンをクリックすると年齢認証の確認画面が出ました。 「私は大人ですよぉ(^^)」っとEnterボタンを押すと出てきたのが右の画面。ええっ!登録しちゃったぁ〜、どうしよう(´д`)。これぞワンクリック詐欺の手口です。 これ以上何をしてもいけません。でもまぁ、警察庁に通報ぐらいはしてあげましょう。 (通報用のページが別窓で開きます)。
 流出写真とかだと、いかにも怪しい感じがしますが、最近話題の○○とか、人気○○、ダイエットやメタボに関する情報など、ごくフツーの検索からリンクを辿っていくと、 いきなりこの画面が開くように仕掛けられています。人気芸能人の名前で検索して気が付いたらヘンな画面が開いた…ということもあるみたいです。つまり誰にでもハマる可能性がありますので注意しましょう。
 とりあえず、ファイルの管理とファイル共有ソフトの利用制限をまず書きたかったので、脅しも含めてちょっとセンセーショナルなネタから書き始めてみました。 これから少しずつセキュリティ対策をまとめていきたいと思います。(2008/09/27)
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