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第1部 写真の基礎 適正露出
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 適正露出というのは、撮った本人がOKならそれが「適正」ということになると思いますが(^^;、ここでは「適正露出の幅」みたいなことを述べてみたいと思います。

 右の写真は、今朝、庭の花(マリーゴルド)をデジカメC-2100で撮ったもので、空があいにくの雨だったお陰で、やわらかい印象の写真になりました。(^^)

 「F2.8 1/60」という露出は、C-2100が自動で割り出した適正露出です。これを中心に「Fナンバー」は固定して、シャッタースピードを変化させて撮ってみました。


 中央(1/60)を「最適」として、前後1枚ずつ・・・つまり、光が半分(1/30)までと、光が2倍(1/125)までは「適正」として構わないと思います。あなたが「自分の腕前はプロ並」とこだわるなら話は別ですが・・・(^^)。

 実際、スチールカメラで撮ったフィルムをお店で同時プリントを頼むと、お店の方で補正してプリントしてくれますから、「やや適正」の写真でも「最適」に近い仕上がりで戻ってくるはずです。 また、デジカメで撮った写真でも「やや適正」なら、レタッチ系ソフトで楽に修正できると思います。

 これくらい「適正露出」に幅があると思えば、撮るときも気が楽になりますよね。(^^)

 お店で同時プリントを頼んだときに、イメージした色と違って仕上がってくる場合があります。お店のほうで気を利かせて補正した結果が裏目に出た場合などがそうだと思います。 人物写真は肌色で補正できるのであまり問題ないようですが、風景写真などは補正する基準が定まらないため、そういうことが起こるようです。
 そういう場合は焼き増しの時に「黄色味を少し強くして」とか「青味を弱く」とか注文するとそれにあわせた補正をしてくれると思います。 もししてくれなかったら、そういう店は使わないようにしちゃいましょう。(^^)
 そうならないためにも、撮る際にある程度は適正露出を心がけて撮るようにしましょう。

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